結婚相談所などの婚活サービスが普及するとともに、婚活する方が年々増加しています。
基本的にはカウンセラーと伴走しながらスムーズにご成婚される方が多いのですが、高望みしすぎてなかなか成婚できない方も稀にいらっしゃいます。
そこでこの記事では、婚活サービスを運営している筆者が、男女別婚活での高望みパターンと高望みしてしまう理由をお伝えします。
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男女別婚活での高望みパターン
婚活で高望みしてしまうパターンはさまざまありますが、今回は男女別に2つずつ高望みパターンをご紹介します。
今後一生を寄り添うお相手を探すのですから、私は婚活ではわがままであるべきだと考えています。しかし、高望みはウェルカムなのですが、根拠のない高望みになってしまっているケースが見受けられるので、今回は根拠なき高望みをご紹介しております。「わがままになっちゃいけないんかい！」という誤解されないようにお願いいたします！
婚活男性の高望み1.努力せず若い女性と交際できる
男性の高望みパターンとしては、特段何も努力もせずに若い女性と交際できると思っていることが挙げられます。
婚活アプリの普及などで婚活が一般的になることで、20〜30代の若い女性で婚活を始める方が増えています。
こうした婚活若年化の流れの中で、比較的若い女性とデート（お１見合い）することのハードルが低くなったため、簡単に交際できると考える男性も増えてしまったのです。
若い女性とデートまでは比較的簡単に進めても、なかなか交際に発展できない男性もいらっしゃいます。その背景としては、やはりデートまでのハードルの低さが一つの要因になっています。交際に進むためには、お相手に「好きになってもらう」努力が必要不可欠なのです。
婚活男性の高望み2.真面目なだけで成婚できる
真面目なだけで成婚できると思っている男性も意外と多い印象です。
高望みと表現するのは若干失礼かもしれませんが、「私真面目ですよ？なぜ交際できないんですか？」と逆ギレする方もごく稀にいらっしゃいます…
婚活に臨む以上、「遊び目的ではない＝真面目」では決してありません。遊び目的ではないことは大前提で、「外見なり経済力なりをできる限り努力する姿勢がある＝真面目」ではないでしょうか。
立場上を声を大にして言いたくはないですが、恋愛や婚活に大して真面目であることは当たり前のことすぎるので、真面目であることを武器にできると認識している方は、相当な意識改革が必要かもしれません（汗）
婚活女性の高望み1.3K男性のみしか眼中にない
次に、婚活女性によくある高望みのケースをお伝えします。
女性の場合はイメージしやすいかもしれませんが、婚活女性のなかには「高年収」「高学歴」「高身長」を兼ね備える、いわゆる3K男性のみにターゲットを絞る女性が一定数いらっしゃいます。
もちろん3K男性と成婚できるように努力されている女性であれば良いのですが、待っているだけで3K男性が寄ってくると認識している方も稀にいらっしゃいますので、認識を改める必要があります。
理想を持つのは良いことですが、現実から目を背けていては納得いく成婚は難しいと言わざるを得ません。3K男性と確実に結婚されたいのであれば、ご自身も素敵な女性になる必要があるのです！
婚活女性の高望み2.学歴や家柄を過度に重視
学歴や家柄を重視する方もいらっしゃいます。
学歴はお相手の勤勉さや学業に対する熱量を判断する材料になるので、女性が評価することはごく自然なことです。
また、お相手の家柄についても、結婚相手を探す場である婚活ですから、義父母となりえる家庭の経済力が気になるのは当然でしょう。万が一のことがあったら頼る可能性があるのですから。
しかし、学歴も家柄もその男性の一つの特徴でしかないのに、過度に重視する女性が稀にいらっしゃいます。
「サラブレッドと結ばれたい」「医者家系が好き」「慶應ボーイが良い」のような希望を持つことは自由ですが、対象数がかなり少なくなってしまう点には留意が必要です。
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なぜ婚活で高望みしてしまうのか
高望みは良くないとわかりつつも、婚活市場ではどうして高望みする方が後を絶たないのでしょうか。考えられる理由は次の3つです。
なぜ婚活で高望みしてしまうのか
- 結婚相談所はモテない人が多いと思っているから
- 婚活費用を回収したいから
- 自分を客観視できないから
結婚相談所はモテない人が多いと思っているから
「結婚相談所のような婚活サービスを利用している人はモテない人が多い」という先入観を持つ方がいらっしゃいます。
「ライバルが少ないので婚活市場なら余裕でモテる」と解釈しているため、高望みしてしまうのも無理はないでしょう。
それこそ3K男性、美人系キャリアウーマンのような普通にモテる方も今では婚活している時代です。単純に出会いがなかったり、真面目なお相手を効率的に探したかったりと理由はさまざまですが、婚活市場にもライバルが多いという認識は必要だと思います。
婚活費用を回収したいから
結婚相談所のような婚活サービスは、マッチングアプリや街コンと比べて高額であるケースがほとんどです。
5万円以上の入会金、1万円以上の月会費、そして10万円以上の成婚料など、成婚まで30〜50万円以上費やす方も多いです。40代向けやハイスペ向けであれば、60〜80万円かかるケースもあります。
結婚相談所を運営している立場としては、多少のポジショントークもありますが、「納得できる結婚相手が数十万円で見つかるならむしろ安い。結婚できるか不安な相手と居続ける方がコスト！」だと思っています。
しかし、ユーザーからすれば費用を回収したいと思うのは当然の心理ですから、どうせなら理想に近いお相手を簡単に見つけたいと考えるため、高望みしてしまうのでしょう。
誰しも払った費用以上の対価を得たいはずですが、婚活の難しいところは「理想の成婚が確約されていない」点です。なかなか成果が出ない場合は、是非私たちカウンセラーに積極的にご相談ください。全力を尽くすのは当たり前として、婚活アドバイス以外にも何かお役に立てるかもしれないので、些細な愚痴でもなんでもぶつけてください！
自分を客観視できないから
高望みをしてしまう要因として、自分を客観視できないことも挙げられます。
例えば私牧野が広瀬すずさんと結婚したいと言えば、全国民から高望みと言われるに違いありません。一方で俳優の横浜流星さんが同じ発言をしても「まあ横浜流星さんだしな…」となるでしょう（悲しくなってきました）
上記の例は極論（？）ですが、婚活は自由にわがままをぶつけて良い一方で、スムーズに交際まで進むためには、まずは一度自分を客観視してから婚活市場内での自分のポジションを確認することが重要なのです。
高望みし続けた結果理想のお相手と成婚できた事例もあるので、高望みが一概に悪いとは言えません。しかし、自分を客観視して努力を続けた結果、高望みを高望みではなくした方が成功するパターンがほとんどなので、婚活市場内でのご自分を客観視することが大切です。
高望みして悲しい末路を避けるために
今回は婚活で高望みしてしまう理由をお伝えしました。
厳しいことを言うようですが、婚活で高望みすればするほど、納得できるお相手との交際や成婚は難しくなります。
お金と時間だけをかけてしまって、交際もできないという悲しい末路を迎えてしまう方も、残念ながらいらっしゃるそうです。
私たちが運営する婚活サービス「Salon de “nana”」では、高望みする方も大歓迎です。ですが、高望みする方ほど婚活で苦戦するのも事実。そのため、私たちカウンセラーと一緒に努力して、根拠ある高望みができるようにしていきましょう！
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